毎日誰かが奏でる幸せ(音modachi)

音modachi

毎日出勤時に、今日の予定は?
今日は○○小学校の○年生が○時に下校
○○小学校は○年生と○年生が○時に下校
○曜日だから○○さんと○○さんはお休み
△さんは習い事の後に登所。
××さんは○時から習い事。

今日のおやつは○○だからアレルギーの児童は△に変更。

他にもまだまだルーティンをこなす。

やっぱり、ウクレレのチューニングをする時間は流されてしまう。

こどもの行動パターンとして、顔を見るなり「今日ウクレレするー」と宣言する子がいるとそれに釣られて数人がウクレレを囲むことになる。
そして「ルージュの伝言」や「おどるポンポコリン」を弾いているのを聴くと自分も同じ事を練習したがる。
まだふたつしかコードが鳴らないのに。

そうかと思うと5時前になっても誰もウクレレを触らない日もある。
そんなときはとっても寂しい。
けれど、遊び相手が帰ってしまうとウクレレを始めるというパターンも有るから大丈夫。

ウクレレを弾かない1年生児童がみんなで作った放課後児童クラブの歌を楽しみにしていて「何時から練習するの?」と聞いてくる。
練習している間に聴いて覚えて一緒に歌って欲しい。

今日も遅くまでウクレレは鳴らなかった。
みんな葉桜にサクランボを実らせるのに夢中になっている。

一年生をお迎えした時は満開だった大きな桜の木はみんなの手形の葉桜になり、昨日から色画用紙でサクランボを作って実らせている。
赤い実がぶら下がってとっても可愛い。
すると、折り紙で小鳥を作って枝に止まらせたり、くちばしの先にサクランボをくわえさせたりと今度は動物作りが始まってとても楽しそう!
この勢いで夏祭りに向かって何か繋げられたら良いなと思う。

そうこうしていたら5時のお迎えラッシュも終わり一息。
ポロンポロ~~~ン♪
一年生の女の子がウクレレを弾き始めている。

コードが3つ、4つ弾けたら、ひとりで練習出来るのがウクレレ。
リズムにのって弾けるようになるとスペシャルなハンコを押すことも出来る!
練習した!出来た!の繰り返し。
ご褒美のハンコ!
こんな風に練習を楽しんでいる。

手が空いたのでみんなが楽しくなる『自己紹介ブルース』を弾いてみた。

イントロを弾き始めると離れた所にいた3年生が慌ててやって来た!
自分の、名前が歌われることが分かっているから。

♪わたしの名前は○○です
ウクレレ練習しています
歌ってみましたランララーン♪

♪わたしの名前は○○です
ピアノ大好き3年生
時々ウクレレ弾きます♪

♪わたしの名前は○○です
ウクレレ大好き3年生
一緒に歌おうランララーン♪

ウクレレの音に子供達が集まって来る幸せ

みんなで歌える幸せ

何より毎日誰かがウクレレを奏でてくれる幸せを実感している。

天埜めぐみ

コメント

タイトルとURLをコピーしました