嬉しいことに自宅でもウクレレを楽しむ児童が増えつつある。
放課後児童クラブで使っている楽譜はルージュの伝言以外は自作で コードを覚えかけた児童でもわかるように
押さえ方図を配置してプリントアウトしたものや、小節を区切っているものにコードのハンコを押した手作りもある。
そして、その楽譜を見て練習している児童は自宅でも練習したいのでその楽譜をコピーして持ち帰る。
3年生の児童は1年生の時に放課後児童クラブでウクレレに出会いお誕生日にウクレレを買ってもらい今もウクレレを楽しんでいる。
自己紹介ブルースでは彼女だけがカッコいいイントロを弾くことが出来る。
とても恥ずかしがり屋さんで弾き語るのは苦手。
身体も小さく手も華奢だけれどコードはしっかりと押さえることが出来る。
ただ、残念なことに3年生になると6限の日も増えて放課後児童クラブで過ごす時間がとても短くなり毎日ウクレレを触るわけではない。
放課後の時間、友達と遊んだり宿題をしたり、何かを作ったりする、その中にウクレレがあるのが当たり前になっているのがとても嬉しい。
今年の1年生も既にお誕生日にウクレレを買ってもらった児童がひとりいる。
そして2年生の児童のお父さんからウクレレ購入を考えていると聞いた。
そのいきさつは…
ルージュの伝言を弾けるようになった2年生児童がお迎えの時にお父さんに聴いてもらいたいと一生懸命に練習をしていた。
習い事もあり毎日登所ではないけれど、1年生がみるみる上手になっているのに刺激を受けたのか?
コードの歌が楽しかったのか??登所した日は必ずウクレレを手にしていた。
リズムキープ出来たら大きいハンコが貰えるというのも魅力的だったのかな?
とにかく楽しんでもらいたいのでコチラもいろいろと工夫を重ねている!
最近では練習した曲数だけハンコを押すというのが定着したようでチャレンジシートが真っ赤になる子が多い!
毎日毎日繰り返し練習するその姿を見ているだけで本当に嬉しくなるし寄り添いたい!が、いつもいつもウクレレテーブルについているわけにはいかず、離れたところに居ても曲が終わったら「ブラボー!」と声を張り上げ拍手を贈っている♪
お父さんに聴いてもらいたいからとコツコツ練習を重ねていた彼女はG7に移る時のリズムキープもクリアした!
イザお迎えの時が来てルージュの伝言を披露することに♪
恥ずかしそうにウクレレを手に椅子に座る。
コードを見失わないようにペンでサポートしながらリズムキープして補助をする。
♪明日の朝、ママから電話で 叱ってもらうわ マイダーリーン!ジャンジャカジャン♪
出来たー!の笑顔とお父さんの驚きと満面の笑み!
拍手~~~♪
「頑張ってコツコツ練習していましたよ!」
ということがあって、ギターと違いご近所迷惑にならないかなと思って購入を考えていますと話してくださいました。
弾き語りの楽しさを体験した児童は指が痛くても練習をやめない。
練習が楽しくて楽しくてという感じに見える。
そうなると次に何を練習する?ということになる。
それはコチラが考えなくてはいけない。
昨年は夏休みに入るタイミングで持ち込んでいたウクレレを持ち帰ったけれど、今年は寄贈していただいたウクレレがあるので夏休みもウクレレを楽しむことが出来る。
楽器は両手で持ってください。
必ずここに置いてください。
ペグを触らないでください。
ウクレレテーブルでのルールをみんなが守ってくれるようになり、楽器から目を離すことが出来るようになった。
いよいよ月曜日から夏休みが始まる。
famousのソプラノをもうひとつ持ち込む。
朝から夕方までの一日、誰もが好きな時にウクレレとともに過ごせる放課後児童クラブの夏休みが始まる。
天埜めぐみ
コメント